柔軟剤とは|柔軟剤の役割

柔軟剤とは|柔軟剤の役割

柔軟剤とは|柔軟剤の役割

柔軟剤とは、洗濯の時に洗剤とは別に衣類を柔らかくフワッと仕上げるために使う溶剤のことです。

 

最近の柔軟剤には、洗濯物を柔らかく仕上げるだけではなく、いろいろな役割を持っている製品がほとんどです。そして、洗濯洗剤同様、濃縮柔軟剤もあります。

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柔軟剤の生い立ち

洗濯石鹸や洗剤はもっと以前からありましたが、柔軟剤が作られるようになったのは1960年代に入ってからです。現在流通しているような、香りや抗菌性など様々の効果があるわけではなく、洗濯物の柔軟性と静電気防止を目的としていました。

 

初めて販売されたのは、花王のソフターですが、その後の消費者の評判も順調で様々の洗剤メーカーから発売されるようになりました。

 

それ以前は洗濯といえば、洗剤だけを使用していたのに、柔軟剤を使うということがその時期の日本の高度経済成長にも後押しされ、ある意味、ぜいたく感につながり、どんどん普及ししたと推測されます。「ソフタ―」というのは株式会社花王の商品名ですがその後しばらくは柔軟剤の代名詞のように扱われ、洗濯といえば洗剤と柔軟剤という考えが定着していきました。

 

最近の柔軟剤には、洗濯物を柔らかく仕上げるだけではなく、いろいろな役割を持っている製品がほとんどです。そして、洗濯洗剤同様、濃縮柔軟剤もあります。

柔軟剤の役割とメリット

まず、柔軟剤の本来の役割は洗濯物を柔らかく肌触りをよくすることです。洗濯を重ねていくうちに衣類自体の加工されている繊維を柔らかくする加工が取れてしまい、ごわごわ硬い洗い上がりになります。特に夏の強い日差しの中に干した洗濯物は、着用する際にも、硬すぎて弱い皮膚の人にとっては辛いものです。

 

柔軟剤を使用することによって洗濯物のシワもできにくくなります。乾いてからのシワだけではなく、干す時、すでに生地が滑らかになっているので、シワが少なく伸ばす手間も軽減されます。同時に洗濯槽の中で洗濯物が絡みません。

 

柔軟剤とは静電気も防止します。衣類の静電気が起きると柔軟剤の界面活性剤が静電気を防止してくれます。また、衣類同士の絡みつきがなくなり摩擦が減るので、静電気も起きにくくなります。昔と違って、最近は、天然繊維の洋服だけではなく、静電気の起きやすい化繊の服を普段に着ること多くなりました。静電気を防止してくれる柔軟剤は現代人にとって欠かせないものです。静電気は感じ方に個人差があるので、敏感な人は、柔軟剤は洗濯の必需品です。

 

また、柔軟剤は静電気を防止することで洗濯物に花粉やホコリがつくのを防いでくれます。花粉症やホコリのアレルギーを持つ人にとっては嬉しいメリットです。しかし、柔軟剤そのものにアレルギーを発症する人もいるので、別の意味で注意が必要です。

 

最近は、柔軟剤の本来の役目の他に、香りを楽しみたいという人が増加しています。昔は洗剤の香りを大切にしましたが、通常の洗濯に柔軟剤を使うことが習慣になっているこの頃は、柔軟剤に香りをつける役目が回ってきました。

 

洗濯物にほのかな香りを感じさせるだけではなく、着用の際の香水の代用品として使う人もいるほどです。柔軟剤の香りをできるだけ長く残して、洋服が動くたびにいい香りを感じたいと考える人もいます。

 

特にここ10数年の間に注目されている柔軟剤の役割は菌の除菌・抗菌作用です。部屋干しの臭いを抑えたり、汗臭さ、タバコ、食べ物の臭いを抑える働きを備えた柔軟剤が消費者のニーズと一致して、技術開発が急激に発展してきたのです。香りづけはタバコや食べ物など気になる臭いを取り除いた後で、よい香りをつけなければ、混ざり合って、なお、悪臭になってしまいます。除菌、抗菌効果のある柔軟剤が求められています。

柔軟剤のデメリット

この様に柔軟剤とは、衣類を柔らかく洗いあげる役割の他にも、上記に上げたようなメリットを開発して、私たちの日常生活になくてはならないものになってきました。しかし、メリットだけではなく、いくつかのデメリットも指摘されています。

 

例えば、柔軟剤の使い過ぎによって、衣類の吸水性が悪くなることもあります。新品に近い洗濯物には生地の加工が残っていて柔軟剤を使わなくても、柔らかな使い心地が保たれている場合もあります。その場合は柔軟剤の使用を控えましょう。洗濯を繰り返して、生地が硬くなってから使うと吸水性を損なうこともありません。また柔軟剤を使いすぎて、本来の衣類の風合いを底経ってしまうことさえあります。

 

吸水性が悪くなることは、タオルや下着にとって致命的ですから気をつけましょう。タオルやハンカチ、下着の役目は身体や皮膚から出る汗や分泌物を吸収することです。柔軟剤によってそれが妨げられるとなると逆効果です。ムレや雑菌の繁殖が進むこともあります。

 

また柔軟剤の匂いが強すぎる場合は、周囲の人に嫌な思いをさせる場合もあります。匂いの感じ方には個人差があるので、気をつけましょう。匂いが原因で吐き気、頭痛、咳などの症状が出て、病院を訪れる人が最近、急増しています。

 

また、食事する時や、料理をする場所ではよい匂いも邪魔になる場合があります。

 

柔軟剤はいろいろな役割を持つほど、界面活性剤、香料や防腐剤、着色料を多く使用しているので、敏感肌の人、赤ちゃんのアレルギー症状の原因になる場合もあります。柔軟剤は天然材料で作られている製品ではないので注意が必要です。

 

柔軟剤は、使う人の状況によってデメリットも報告されています。製品の成分表や家族の体調などと照らし合わせ、上手に利用したいものです。

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